社長コラムVol.4

新年にあたり マサカに備える組織力とは 


あけましておめでとうございます 。
ご家族皆さまとともに、穏やかに新年を迎えられたことと思います。
2026年もどうぞよろしくお願いいたします。 

年始に当社公式アンバサダーの松井珠理奈さんのご結婚という、大変おめでたいニュースが発表されましたね! 実は前日の大晦日、結婚報告のお電話をいただきました。幸せそうで、私も嬉しくなってしまいました。我が社のPR動画撮影でママさん社員とお話ししたことで「結婚」のイメージができたっておっしゃっていましたよ。ご縁ですね。 

さて、今年の干支は「丙午(ひのえうま)」。「丙」は陽の気が極まり勢いを増す、「午」は炎が天に向かって燃え上がる。そんな年回りから、丙午の年は「変化」や「転換」が象徴されるともいわれます。まさに今の時代にぴったりかもしれません。 

昨年我が社では、設立25周年という節目の年を迎え、記念パーティーを開催することができました。トヨタ事業部の社員の皆さんだけではなく、長年当社で就業いただいている栄の派遣スタッフの皆さん、BP社員や施工管理部門社員、そして内勤社員の皆さん、全員ではないものの一堂に会し喜びを共にできたこと、本当に感慨深く、また、変化の多い時代だからこそ、節目を祝い、原点を見つめ直すことの大切さを実感しました。 


世間でも、さまざまな動きがありました。 

世界では不安定な情勢が続き、日本国内では物価高や人手不足への対応が引き続き課題となりました。2024年に発生した能登半島地震の復旧・復興のニュースも多く、社会の持続性や支え合いの大切さを改めて実感する一年だったように思います。 
さらに、大阪・関西万博が開催され、「未来社会」をどう描くかが現実のテーマとして突きつけられた一年でもありました。 

2025年には、派遣会社の倒産が90社にのぼり、「人手不足倒産」も過去最多の水準になる見通しだと報じられました。一昔前までは「人材が足りない=人材ビジネスは追い風」という見方もありましたが、今ではその前提が崩れつつあります。 

市場ニーズの多様化、企業の採用手法の変化、テクノロジーの進化。こうした変化に適応できなければ、たとえ人手不足の時代でも立ち行かなくなる。そんな現実が、より鮮明になった一年でもありました。 

一方、印象的だったのが名古屋鉄道による「名駅再開発計画」の再見直しです。当初のスケジュールに対し、人材や施工体制の確保が難航したことを受け、12月中旬に「計画の再検証に入る」と発表がありました。 

一見、立ち止まるように見えたこの決定ですが、注目すべきはその即応力と街への視点です。
名鉄グランドホテルは営業終了時期を未定とし、名鉄百貨店本館は予定通り閉店となるものの、低層階は商業テナントを入れ、賑わいを維持する方向で活用するという対処方針を早期に打ち出しました。 

つまり、「大きな方向性は見直す」一方で、「今できることは即座にやる」。再開発の見直しという大きな節目にあっても、周囲への影響を最小限に抑える姿勢とスピード感がありました。このように、現実を直視して、前提を柔軟に再構築しながら進む姿勢は、変化の時代に求められる「行動する力」の好例だと感じます。 

「マサカ」に遭遇したとき、旧態依然としたやり方では乗り越えられません。 
名鉄のように、状況を正しく見極め、必要に応じてスピーディに判断・実行していく。私たちも、そうありたいと思います。 

そのために重要なのが、情報を共有し合う文化です。 
ここでいう「情報共有」とは、決して成果や知見だけを意味するものではありません。ミスやトラブル、クレーム、ヒヤリとした経験など、むしろ「言いにくいこと」こそ、組織の中で素早く共有されることが重要です。 

・お客様から指摘を受けた内容を、上司や関係者に即座に伝える 
・自身の業務での判断ミスを、隠さず共有し、再発防止の視点を持つ 
・現場で見聞きした「ちょっとした違和感」を、何となく流さず言葉にする 

こうした情報が早期に共有されれば、組織としての対応スピードが上がり、トラブルを最小限に抑えることができます。 逆に、誰かが「言いにくいから」と胸の内に収めてしまえば、後から火種が大きくなって返ってくることも少なくありません。 

失敗を責め合うのではなく、みんなで受け止め、次に活かす姿勢。 その積み重ねが、結果として現場の信頼や技術力を高め、私たち自身の価値を育てていくと信じています。 今年も、共に進んでいきましょう。 

改めまして、本年もどうぞよろしくお願いいたします。 
皆さまの健康と活躍を、心よりお祈り申し上げます。 



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