【業務紹介】評価ってどんな仕事なの?

トヨタ事業部で働く皆さんは「自動車開発エンジニア」として活躍してくださっていますが、一言でエンジニアと言ってもその仕事は幅広いんです。

本日はその中の1つ、インバーター(直流電流を交流電流に変換する装置)の【評価】業務についてご紹介いたします。

業務内容


評価は目に見えない電気や振動をイメージしながら、どういった現象が起きているのかを考える仕事です。実機で実験し、PCで評価することが多いです。

たとえばこんな業務を行っています…

【インバーターの振動試験】
インバーター使用環境において受ける振動の環境ストレスに対し、その耐性を評価するための試験です。自動車の走行時、エンジンで発生する振動はもちろん車体の各部にも伝わります。その振動があまりにも激しければ、エンジン付近に取り付けてある部品が故障を起こすかもしれません。また、インバーター自体も直流変換時に振動しているため、そういった耐久性を評価するための試験です。
【インバーターの動作検査】
インバーターの性能や機能を調べるテストです。試験的に高電圧を放ち、異常な出力が検出されないかといった検査を行い、インバーターの品質確保や安全性確保をしています。
【インバーターの信頼性試験】
インバーターが設計通りの性能を維持し、期待される機能を確実に果たすかの試験を行います。
・加振機で振動を加えても正常に動作するか
・周波数や電気の強さが適切か
・水を実際にかけて、中に入り込むことがないか  など
【信頼性試験計画作成】
当初の設計目標通りの信頼度(信頼度、寿命、故障率等)になっているかの判定するための計画を作成します。
製品の使用環境や目標レベルなどを明確にし、それを判定するための適切な試験項目や条件を設定します。
【分解作業】
不具合が出たインバーターを分解し、原因を究明します。
【振動解析】
まずは全体に振動をかけてみて、一番影響が強い場所を調べます。そしてその箇所に更なる振動をかけることで、どこまで耐えられるのかを調査します。PC上の解析結果と実測結果の比較なども併せて行います。

1日のスケジュール例


仕事のやりがいは?

色々な部署と関われることです。各部品の設計者がどういった考えでモノづくりをして、どんな思いがあるのかを、実際に話したり、モノを触りながら打ち合わせを行うことで実感することができます。
また、自分が関わった車が実際にCMで流れると、すごく嬉しくなります。そういったモノづくりを直に体感できる仕事です。

事に取り組む上で大変なこと

冒頭でも紹介しましたが、目に見えない現象の評価になるので想像することが多い仕事です。一つ一つどんな現象が起きているのか仮説を立て、他のデータと見比べながら、起こっている現象を確かめていく作業になります。そのため、たくさんのデータを見ながら考えていくのは大変な点です。

働いている職場の雰囲気は?

わからない事は上司や先輩と一緒に考えながら、何でも話し合える職場です。業務負荷の山谷はありますが、業務が少ない日は早く帰り、プライベートも充実しています。

どんな人に向いていますか?

理系に対して苦手意識を持っている人ほど、ぜひ挑戦して欲しい分野です。難しそうに聞こえるかもしれませんが、身の回りにある現象一つ一つを車の部品に置き換えているだけです。
「人と接する事が好きな人」「簡単なPC作業が出来る人」「エクセルが使える人」、そこからのスタートでOKです!
難しく考えず、是非挑戦していただければと思います!

いかがでしたでしょうか。
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